咲かせる花のもとを知れかし 

酒を呑む人 花ならつぼみ 今日も酒酒 明日も咲け♪
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にっしゃんの黄色い麦わら帽子の夏の日出逢った女の子

夏になると、どうしてもこの詩が思い浮かぶ

ここにも何度となく書き込んだものである

しかし幾度読んでも深い読後感に浸ってしまうのである

軽井沢や浅間、鬼押出しは幾度かたずねた事はある

けど、本文に出てくる碓井、あるいは霧積へは行った事がないのだが、

なんか風景がくっきりと目に浮かんで来るんだよね

だけどここって、群馬県になるのかな?




台風の影響であろう、大阪は今にも雨が降り出しそうな気配

蒸し蒸しと猛烈な湿気が顔や首筋にまとわりついてくる

なればこそ、高原のさわやかな涼風が恋しくてならない

あぁぁ、、、行ってみたいぜ霧積温泉へ。。。。












・・母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?



ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、



渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。



・・母さん、あれは好きな帽子でしたよ。



僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。



だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。



・・母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。



紺の脚絆に手甲をした---。



そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。



だけどとうとう駄目だった。



なにしろ深い渓谷で、それに草が



背丈ぐらい伸びていたんてすもの。



・・母さん、本当にあの帽子どうなったでせう?



そのとき傍に咲いていた車百合の花は、



もうとうに枯れちゃつたでせうね。そして、



秋には、灰色の霧があの丘をこめ、



あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたかも知れませんよ。



・・母さん、そして、きっと今頃は、--今夜あたりは、



あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。



昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、



その裏に僕が書いた



Y・Sという頭叉字を



埋めるように、静かに、寂しく--。







西条八十 「帽子」
[ 2014/08/08 13:08 ] 文学ネタ | TB(0) | CM(4)
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にっしゃん

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