咲かせる花のもとを知れかし 

酒を呑む人 花ならつぼみ 今日も酒酒 明日も咲け♪
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にっしゃんのとある私小説書きの一日 part2

中々に強い勢力の台風が通り過ぎ去っていったのであるが、

地元の在来線が始発から運転を見合わせており、

予定では午前9時から運行を開始するなぞと、ネットで広報されていたものではあったが、

結句、電車が動き始めたのはそれをずいぶん過ぎていた頃であったと思ふ

電車が来れば来たで、既に大勢の乗客を腹いっぱいに詰め込んだ車両なぞ、

恐ろしくてとても乗れたシロモノではありはしまい

回り360度の乗客の圧迫を受けて、

臓物類をも含めて、最後の血の一滴までもすべて体外へとほき出すことになろう

あまつさえ、54kgほどのこの痩躯、

あばらの7~8本も折れて曲がって粉砕されるに違いあるまい


いったいに、昔からこの路線は雨風に弱すぎるものであるからして、

通勤や通学の利用客にとっては、いざとなった場合において、

散々大いに頭を悩まされ続けてきたものである

私も当地へ越して、既に30年ほどにはなるのであるが、

事あるたびにこの不便さ、不快さに、

大いなるいらだちを隠せないでいる一人なのである






さて、昨日の日曜は、

迫る展覧会の再打ち合わせに、

荷物片手に再び生野を訪れた次第であった



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むろん、陸の孤島に位置づけられる訪問先であったがために、

天王寺駅の北口ターミナルより市バスを利用した

日曜の朝といふのにもかかわらず、

それなりに乗降客が多いのには驚いた

ただし、もっぱら高齢の女性ばかりではあったのだが・・


訪問先で用件を終えると、

次の目的地の東大阪へ移動しなければならない

せんに降り立ったバス停に再び戻って、

バスの時刻を確かめると、

程なく「布施駅前」行きのバスが来るといふ

私はむろんそれに乗車したわけであったが、



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途中、実に細い道、

道といふより、まさに路地のようなところをバスが抜けてゆく

軒を競うように密集した民家の間口をかすめるようにして、

私が乗ったバスはようやくに終点の近鉄布施駅に辿り着いたものであった


実はここで私は猛烈な空腹を覚えたのであった

考えてみれば、朝起きてからはお茶を一口いただいたきりであり、

むろん、パンの欠片さえ腹には収めておらない

私はバス停から近くのぶらんど~りに足を向け、

朝から開いているお店を物色したのである











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2軒ほど見つけたのではあるが、

私は老舗のとは言え、

ここら辺りは結構な老舗揃いばかりであるのだが、

ひらたはんにお邪魔することとしたのである










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大将に指示されてカウンター中央部に取り付いたのであるが、

なんともぞんざいな、ぶっきらぼうな物言いに、

あまりいい気はしなかったが、

意趣返しではないが、大きな声で「大ビン抜いて~!」なぞと、ほき出してやったのである

「どっちや?アサヒかキリンかぁ?!」

「ア、ア、アサヒ~~~、、、」

私は悔しくてならなかった







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ま、しかしながら、兎にも角にも、朝のビールはずいぶんと美味かった






眼前のネタケースには、

ひしめくように雑多なつまみが所狭しと並べられていた


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たくさんに盛られたトロなぞ、¥550といふ価格は布施ならではであらふか?

いや、座りの淡路屋なぞでは絶対にこの値では口に出来ない

倍近くは取られるであらふ







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私は大将の目の前でぐつぐつと小気味良い音を出して煮込まれている、

関東煮を眺め渡して、

「揚げと玉子おくんなはれ」と、二品を願い出たのであった


「よっしゃぁ、先に揚げや、玉子はちょっと待っといて!」





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こやつは口の利き方を知らないのかと、

苦々しい思いで、揚げに箸を割りいれ、

ふ~ふ~と冷ましてから口に放り込んだ




うんまぁ~~~っ

第一声はこれであった

甘味が強い煮汁であるのだが、

しっかりと出汁が効いていたのである、出汁が、、、

この一口で押し合いへし合い、満員の理由が理解出来たのである




しかしながら、いったいに煮抜き如きが何故にすぐに出てこないと、

不思議でならなかったのであるが、

「にいちゃん、お待たせ!」の言葉とともに出された皿を見て、

私は目を見張る思いであった











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玉子二つ

タテに裁断されて、腹を表に静かに横たわっていたのである

私はおもむろに、その一つを摘み上げて、

口中へと運んだ



う、う、うんまぁ~~~!!

まさにこの一語に尽きる

煮汁ではない、特製のタレなのであらふか、

実に旨口のタレが黄身にもしっかり沁み込んで、

煮抜きをさらに上品な味わいに導いていたのである



私は今更ながらにこの店の実力を認識せざるを得なかった

布施と云えば、常に引き合いに出される店ではあるのだが、

所詮は立ち呑みなぞと、タカを括っておった我が身が恥ずかしい

もっと云えば、是非、ネタケースの中の、

鮮魚や煮炊き、焼き物の数々を味わってもみたかった

しかしながら、午前中に次の訪問先に辿り着かねばならないこともあり、

昨日はこれにて時間切れ撤収と相成った次第である



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お代は¥840

安くはなかったが、充分に満足出来る逸品であったと云えよう






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云い得ぬ充足感に満たされ、

私は近鉄布施駅から、

奈良線の普通・東花園行きに頭から転がり込んだのであった




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ごっとはん♪





[ 2014/10/06 13:11 ] 立ち呑みネタ | TB(0) | CM(2)
関東煮の煮抜きがこれですか~!
中々の名店のよぉで!
大将のフレンドリーな言葉遣いが
評価が分かれるとこですが、土地柄じゃ(^_^;)
[ 2014/10/06 16:11 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
名張はん

勝手に名張タカ名店に認定~~! m(_ _)m

つまみはバッチリでしょうね
関東煮以外食べてませんが・・(^^;
ま、大体分かります~

煮抜きは感動しましたね
ただね、、、確かこれ、¥220やなかったかな?と・・(><、

空いてたらもっとエエねんけどなぁ~、、;
[ 2014/10/06 19:41 ] [ 編集 ]
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